かざはやの里の藤

三重県津市 かざはやの里 2019年4月26日訪問 15時20分~17時 曇時々晴 7分咲き 入園料500円 駐車場無料

かざはやの里へは2017年3月に梅を見にきていますが、藤は見たことがないので、4月26日に朝田寺、松坂城跡公園を周った後の3か所目として立ち寄ってみました。
よってこの日は直行していませんが、かざはやの里の場所は伊勢道の久居ICの西側近辺で、国道165号線の戸木口の一つ西の信号(JA三重中央と百五銀行の間)を北に入れば、後は道なりに進んで花園の案内看板に従い広い駐車場に着きます。


かざはやの里の広い園内で、梅は奥の方に見所が広がっていますが、藤棚は駐車場から眺めた上の写真の丘の上に見えており、望遠で撮ることができます。


入園料を払う時に確認すると17時までとのことで、駐車場から見えていた藤棚は上の写真の向かって左側の舗装路に進むと近いのですが、右側のメインの園路沿いにも藤の花が見えていたので急ぎ足で回る事にしました。


上の写真は園路沿いの立ち木仕立ての藤ですが、まだ早いこともあって寂しい感じです。


丘に上がると大きな藤棚がたくさんあり、上の写真の藤棚の品種は早咲きの八重黒龍藤がメインですが、それぞれ品種毎の株の量が多く、あまり見たことがないスケールです。


上のアップの写真は八重黒龍藤で、はじめて見る人にも人気があるようで、かつて「何これブドウみたい」という声を頻繁に聞いています。おいしそうに見えるのでしょう。


甲比丹フジは花美短やカピタンと表示されていることがありますが、一般的なノダフジ系ではなくヤマフジ系の早咲きで、花房が美しく短いのが名前の由来とも言われています。ここでは白甲比丹藤は園内のアチコチに立ち木仕立ての株があり、上の写真でも中央で7分咲きぐらいの見頃となっています。


白甲比丹藤は見た目が太っちょで翼弁が下を向くのでアップで撮りにくく、上の写真では珍しく蝶形花の形が解るように撮れています。


紫甲比丹藤も早咲きで、上の写真のように咲き揃って花数が多くなってきています。


夕方にかけて曇っている時間も多く、晴れたときに上の写真の庭のように造られた景観を撮っていますが、この立ち木は比較的咲き進んでいるほうです。


蝶形花の翼弁の端がほんのり赤い口紅藤は、見頃にはまだ少し早い感じでしたが、上の写真のようにアップでは綺麗に撮れました。


藤の花にはアブや蜂が寄ってきますが、上の写真の口紅藤に来た痩せた蜜蜂のように見えるお客さんは歓迎です。


ここでは上の写真のように、傾斜地でも段々畑みたいに藤棚が造られていて、椅子に掛けてノンビリ見られるようになっています。


本紅藤や普通の紫色の六尺藤などの野田フジは、せいぜい2~3分咲きという感じで、まだ花房が垂れていない藤棚も上の写真のように数多くあり、こうした藤棚は連休後半にどうかという感じでしょう。

昨年までに訪問した藤の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「藤の名所リスト」から名所を選んで、藤の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから「」を選んで、藤の写真の撮り方については「春に咲く樹木の撮り方」を御覧ください。

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