南信州阿南町新野ニッコウキスゲ

長野県阿南町 新野地区国道151号沿線 2018年6月19日訪問 10時50分~12時20分 曇時々晴 見頃 入園料無料 駐車場無料

ニッコウキスゲは、近い所でも霧ヶ峰まで行かないと見れないと思っていましたが、ネットで調べてみると、南信州の阿南町新野地区で地元の中学生や住民の方が保全に努めている所があり、6月に花が咲くとのことで、今咲いているのか半信半疑で出かけてみました。


奥三河から飯田に向かう国道151号線の道の駅信州新野千石平から、飯田方面に2km進むと左手に大村湖があり、その湖の土手に上の写真のように地元の中学生が立てたニッコウキスゲの丘の看板があります。そこで大村湖のすぐ横の国道の駐車帯に車を止めています。


ニッコウキスゲが咲く場所は、大村湖の土手と湖の対面の国道法面のようですが、この時は上の写真の右側の大村湖から先のおよそ100mぐらいの区間の法面でニッコウキスゲの花が見られました。


ニッコウキスゲの花が比較的多く見られたのは上の写真の看板のある辺りで、この看板では6月にはニッコウキスゲとササユリが咲くようですが、ササユリの花はまだこれからなのかほんのわずかで、ニッコウキスゲの方が多く見られました。


ニッコウキスゲの花は小さいし草も多いので、上の写真のように咲いていることが解りにくいのですが、見た目ではもう少し黄色が目に付きます。


霧ヶ峰とはスケールが違いますが、上の写真は花が多いところで、エリアとしては狭くても密度としてはまずまずの花数でしょう。


ニッコウキスゲは朝咲き夕方枯れてしまう一日花で、数輪の花が一番花、二番花、三番花と順に咲きますが、道端の日当たりの良い所にある花を撮った上の写真では、まだ咲いてる花や蕾もあるものの枯れた花の方が多く、少し前の方が多く咲いていたのでしょう。


ニッコウキスゲをアップで撮るときは、上の写真のように枯れた花が写ることを避けたいところですが、咲き始めの一番花を探さないと難しいでしょう。


今回は一輪で撮った写真でも上の写真がベストです。一番花の頃は逆に花数が少なくて、お花畑を広く撮っても寂しいので、咲き始め時期と満開時と2度訪問できれば良いのですが、この時期は天候的にも難しそうです。


上の写真は少し先から大村湖方面を振り返って撮っており、右側の遠方に駐車帯が写っています。ほぼ歩くのはこの見えている距離ですから、楽をしてニッコウキスゲが見れるのは助かります

茶臼山の北の南信州の山間地は、はるかかなたに中央アルプスの山並に連なっており、高山植物であるニッコウキスゲも見られるのでしょうが、時期的には一週間ぐらいは遅かったようで、また来年以降に是非とも再チャレンジしたい所です。

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