長野県駒ヶ根市 光前寺 2019年4月16日訪問 10時30分～12時 晴 1～2分咲 入園料無料 駐車場無料
今年最後の桜を見るために、南信州の千人塚公園と大西公園が見頃となるのを待っていました。この両公園とも、まだ4月16日は咲き始めとの情報でしたが、快晴の行楽日和なのでとにかく出かけてみようと、中央道の松川ICで降りて、最近寄ることが多いお気に入りの道の駅花の里いいじまに着きました。
道の駅で地元の方にお聞きすると、千人塚公園の桜は季節外れの雪が降って咲くのが止まってしまいまだ咲いていないとのことで、急遽行き先を変更し、光前寺と高遠城址公園に向かうことにしました。
光前寺庭園へは2016年に来ていますが、門前と庭園前の駐車場が広くなっていて見晴らしが良くなり、上の写真のように中央アルプスを背景にした雄大な景観を撮ることができますが、一方一目でしだれ桜は咲いていないと解りました。
上の写真は光前寺の仁王門で、お目当てのしだれ桜は咲いてないとしても、奥の方に桜などの花が咲いているのが見えます。
先にお参りをするため参道を進むと、左手の大講堂前に咲いているのは梅の花で、品種は解りませんが比較的色が濃い紅梅でした。
上の写真の鐘楼の周辺の桜もまだ固い蕾ばかりで、本堂の周りの境内には花は咲いていません。
庭園に戻って、大講堂の前は上の写真のように雪が残っていて、なぜ今年は南信州がいつまでも桜が咲かないのと思ってましたが、やはり残雪を見ればそういうことかと実感できます。
そして雪と梅の花が一緒に見られるのは贅沢かもしれません。また伸びている桜の枝は、ほんの数輪咲きかけという感じです。
この大講堂の前の桜の木の一番咲いている枝を、上の写真のようにアップで撮って見ましたが、この桜は前に来たときに、もっと咲いている状態を見てソメイヨシノではと思っています。
庭園の中で今一番見頃なのは上の写真の桜の木で、何故か一本だけ早いのですが品種は不明です。
門の横のしだれ桜が少しだけ咲き始めていますが、上の写真の枝は最も咲いている部分ですから、まだ1～2分咲きという状況です。
この光前寺のしだれ桜は、上のアップの写真のように、小ぶりで綺麗なピンクの可愛らしい花ですから人気があります。
庭園の中心にある本命のしだれ桜も、上の写真のように蕾ばかりなので見頃となるのは随分先のように見えますが、これからは暖かい日が続きそうなので、来週あたりに見頃となればという感じでしょう。なお、2016年の光前寺の訪問記事の「光前寺庭園」に、是非とも目を通して見比べてみてください。
しだれ桜はこの日は時期尚早なので、南アルプスを背景に上の写真のようにスイセンを撮る人の方が多く見られました。
昨年までに訪問した桜の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「桜の名所リスト」から名所を選んで御覧ください。また桜の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから「桜」を選んで、桜の写真の撮り方については「春に咲く樹木の撮り方」を御覧ください。