根尾谷淡墨桜

岐阜県本巣市 根尾谷淡墨公園 2019年4月4日訪問 9時50分~12時10分 晴時々曇 5分咲 入園料無料 駐車場500円

根尾谷淡墨公園へは、行きは根尾川沿いの国道157号線を進み、418号線が分岐する交差点のすぐ先にある案内標識や看板どおり、左折して橋を渡り道なりに進んで、淡墨公園の広い駐車場に着いています。
なお、帰路は国道418号線ルートで、美濃・関方面に戻りましたが、418号線はすれ違いに注意が必要な細い区間が多いので、157号線の方が気楽に走れるでしょう。


根尾谷淡墨桜は年々人気が高くなっており、満開となれば混雑が予想されるので、少し早いぐらいのときが写真が撮りやすいと思って4月4日に訪問しました。当日は既に大勢の方で賑わっていましたが、根気よく待って人の写りこみが極めて少ない上の写真が撮れました。

実は、この写真に写っている淡墨桜は2本あり、手前の柵で補強してある大木が樹齢1500年と言われている天然記念物で、後ろの淡墨観音前のもう一本は、大正十二年に植えられた淡墨二世であり、若いだけに既に開いた花が少し多く見られます。


肝心の咲き具合は、上の写真の樹齢1500年の巨木の方は、やはりまだ見頃前で開き始めたばかりという感じです。なお関係者の方の話では、淡墨桜は花が開いてピンクの花が白色に変わるとのことですが、まだ白いという感じではありません。


淡墨桜の比較的開いていそうな枝をアップで見ても、上の写真のようにまだピンクっぽい色合いです。


背後の淡墨観音に上がり、樹齢1500年の淡墨桜を後ろから見ると、上の写真のようにピンクっぽさがより目立ち、まだ開いてない蕾が多いことがよく解ります。


観音前の淡墨二世の方は、かなり開花が進んでいるようで、上の写真のように遠目に見ても白っぽく見えます。


淡墨二世の花はアップで見ても、上の写真のように白色の綺麗な花が多くなっています。


春の空は晴れたり曇ったりで、桜の木に陽が当たってないことも多く、上の写真の淡墨二世のように、曇り空にそびえ立つ樹が最も淡墨という名のイメージに近いように思えます。


上を向いてアップで撮った上の写真が、より無彩色の淡墨らしい絵です。


この公園は広く、園内には上の写真の淡墨桜の巨木2本以外にも桜の木は植えられており、その中で記念樹として立札のある木はおそらく淡墨桜でしょうが、ソメイヨシノなど他の品種の桜も植えられているとのことです。
帰り時には駐車場の車も多くなっていましたが、とにかく駐車場は広いので満開時でも入れる時間帯はあるでしょう。また花の咲き具合では、4月の第2週の方がより淡墨桜の白い花が見られそうです。

昨年までに訪問した桜の名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「桜の名所リスト」から名所を選んで、桜の品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから「」を選んで、桜の写真の撮り方については「春に咲く樹木の撮り方」を御覧ください。

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