大安禅寺花しょうぶ祭

福井県福井市 大安禅寺 2018年6月13日訪問 14時50分~15時50分 晴時々曇 見頃 入園料500円(拝観料) 駐車場無料

北潟湖畔花菖蒲園の帰りに坂井市ゆりの里公園に寄りましたが、時間的にまだ余裕があったので、近くの花しょうぶ祭を開催中の大安禅寺にも立ち寄ることができました。


大安禅寺は福井市の九頭竜川と日野川が分岐する辺りの西側の山を少し登ったところで、登り口の標識に従い進むと、上の写真の右手がお寺で左手に駐車場があります。


駐車場の目の前が花菖蒲園なので、どこから入るのか迷いますが、車で登ってきた道路からお寺に入る上の写真の拝観入口には花しょうぶ祭の看板があり、ここから境内に入って花菖蒲園に行くのが順路です。


大安禅寺は山腹にあり、上の写真の花菖蒲園の区画の奥の上段にはバラ園があり、クレマチス、アジサイなどの花も咲いていて、今が最も花の多い季節でしょう。


花ショウブの花は、上の写真のように見頃となったばかりで、まだ蕾が多いという状況です。


ここは品種毎に分けてなく混栽なので名札が付いてないのですが、最近の人気の品種も多く見られます。


上の写真の黄色の花ショウブのうち、濃い黄色の花は珍しく、これまで見たことがある似た品種としては金鯱城や堺の黄金ぐらいです。


上の写真の白い花ショウブのうち右下の花は水色の筋が入っていますが、花びらの縁取りではなく色が分かれている白い花は珍しく、これまで似た花は柳生花しょうぶ園で見たことがあるぐらいです。


奥のバラ園はピークは過ぎていますが、上の写真のようにバラとクレマチスが咲いています。なおバラ園では、竹の手摺に名札がぶら下げられており、品種を確認できる花もあります。


バラ園の奥の上段には、上の写真のように園路沿いにアジサイも咲いています。


バラ園から下の方を眺めると、上の写真のように花菖蒲園と奥に駐車場が見え、見晴らしが優れています。


この花菖蒲園は花の珍しい品種を確認してアップで撮るためには不向きですが、上の写真のように木製の遊歩道がある和風の花菖蒲園らしい造りで手入も行き届いているので、のんびり眺めるのには良いでしょう。

昨年までに訪問した花ショウブの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「花菖蒲の名所リスト」から名所を選んで、花ショウブの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから「花ショウブ」を選んで、花ショウブの写真の撮り方については「春に咲く草花の撮り方」を御覧ください。

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