花の郷滝谷の花しょうぶ園

奈良県宇陀市 花の郷滝谷 2018年6月13日訪問 9時30分~11時50分 晴 7分咲き 入園料850円 駐車場無料
5月下旬から6月上旬は慌しく過ぎて花巡りの余裕がなかったのですが、今年の奈良の花しょうぶ園は少し咲くのが遅いようなので6月13日に訪ねてみました。


今回は朝早く発ち午前中に花の郷滝谷を見ようと、名阪の小倉ICから広域農道やまなみロードで室生に入り、国道165号線を過ぎて1.5km程で戻り気味に左折して、上の写真の道路の奥から来て、つまり裏から花の郷滝谷の駐車場に出ましたが、このルートは案内看板はあるもののナビを頼らないと迷いそうです。


入口で聞いたところ6月中旬なので時期的にはもう見頃で、奥の方が多く花が咲いていますとのことでしたが、園内に入って上の写真のように見渡すと彩りは少なく青々としています。


花しょうぶは植え替えの周期があるので、今年は花が咲いてない区画もありますが、入口に近い所では上の写真の区画が比較的花数が多く咲いていました。


2016年の訪問時は園内中央の辺りが植え替えで咲いてなかったのですが、一般的に植え替えは3年周期であり、今年はその3年後のためか上の写真のように前に来た時と同じ園内中央は寂しい感じです。なお地元の方に聞くと、今年は生育状況も良くないようです。


上の写真の辺りから奥の方は、花も多くなっています。


ここは概ね列ごとに品種分けがされており、上の写真のように名札が立っていることが多いので助かります。


最も奥の区画に、上の写真の中央クリーム色の花ショウブとキショウブの種間交配種の花月夜が見られたことは、望外のことで来た甲斐がありました。


花月夜は早咲きで、上の写真のように今見頃ということは、まだこれから先ピークとなる品種の方が多いようです。


種間交配種は見ためは良くても、写真では中々綺麗に撮れないものですが、上の写真のように綺麗に撮れたのは今が最も良い時期なのでしょう。


この花しょうぶ園に前に来た時は、ピンクの花の種類が数多く咲いていたという印象が強く残っていますが、今回も上の写真の雛桜をはじめ、ピンクの花は種類も花数も多く咲いていました。


上の写真は園内奥から入口に向かって撮っていますが、やはり中央部の花が少ないので今年は寂しい感じがします。それでもピークは6月中下旬で、もう少し賑やかにはなりそうです。

2016年の花の郷滝谷の訪問記は、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「滝谷花しょうぶ園」を御覧いただき、他の花しょうぶの名所については、「花菖蒲の名所リスト」から名所を選んで御覧ください。
また、花ショウブの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから「花ショウブ」を選んで、花ショウブの写真の撮り方については「春に咲く草花の撮り方」を御覧ください。

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