御岳ロープウェイお花畑の赤ソバ

長野県木曽町 御岳ロープウェイ山麓お花畑 2017年8月23日訪問 11時20分~14時 雲時々晴 見頃 入園料無料 駐車場無料

御岳ロープウェイのサイトを見て、ロープウェイ山麓のお花畑で、赤ソバの花が7月下旬から見頃となっていることは知っていましたが、御嶽山は2014年秋に噴火して大きな被害を出しているので、近づき難いイメージがありました。しかし、8月21日に気象庁から発表された噴火警報・予報で、御嶽山は噴火警戒レベル2から噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)に引き下げられたので急遽出かけてみました。

御岳ロープウェイ山麓駅の広い駐車場に車を止め、センターハウスの建物を抜けると上の写真の山麓のお花畑が広がっており、ベゴニアやマリ-ゴルドなど今見頃の色鮮やかな花々と、その奥の上部にヒマワリ、赤ソバ、コスモスの咲いている区画があります。

なお、御岳ロープウェイ山麓駐車場までのルートは、国道19号線の木曽福島の手前の元橋の信号を左折して県道20号線に入り、この20号線に入ってからはほぼ25kmあるので約50分と時間がかかりますが、途中三岳黒沢を右折し、木曽温泉から左折して御岳ブルーラインに入れば、ほぼ一本道で御岳ロープウェイの看板がある入口に着きます。

お花畑のエリアは、上の写真の鐘の鳴る丘までで、右手奥のコスモスはまだ咲き始めですが、左手奥から中央の赤ソバとその手前の中央のヒマワリは既に見頃となっています。

下から見ると赤ソバの区画は、そんなに広くないように見えますが、上の写真のように近くからみれば意外と広く、中部地域の赤そば畑は少なくなってきているので、今年も見れそうな赤ソバの名所では、箕輪の赤そばの里、浜松フラワーパークに次ぐ規模となりそうです。

赤ソバの花をアップで撮るときは、蕾、開き始めの花、開いている花、枯れた花が混在するため、どうしても数輪開いたばかりの少し早い時期でないと良い被写体が探せませんが、ここは上の写真のように綺麗に開いた花も多く、枯れた花がらが少ないもう少し早い時期に来ていれば、良い写真がたくさん撮れたことでしょう。

上の写真は、赤ソバの花にミツバチが止まったところですが、高地のせいか豪雨が続いたせいか、他の花より虫が寄って来そうな赤ソバの花でも、小さな虫は比較的少ないという印象です。

上の写真は、お花畑の中腹からセンターハウスを見下ろして撮っており、この手前の赤ソバは少し背が高く伸びて育っています。

上の写真の区画のヒマワリは、背が高いヒマワリと背が低くてやや色が薄い2種類のヒマワリが並んでおり、背の低い方はミニヒマワリのようですが、いずれも品種は不明です。

ヒマワリは光りの当たる方向で、中央の蕊の部分が濃く写ったり薄く写ったり見え方が変わりますが、ここの背が高いヒマワリは、上の写真のように、見え方ではなく現物の蕊の部分の色の濃淡の違いが大きいところが不思議な感じがします。

右手の畝にたくさん並んでいたヒマワリは、上の写真のように花びらが短くて色が薄い背の低いミニヒマワリのようです。

上の写真は、お花畑のほぼ全景で、この全景写真は今がベストで、うちコスモスは9月に入ってから見頃となりそうですが、赤ソバとヒマワリはお盆前後に訪問した方が良かったようです。しかし、今年の夏は集中豪雨と台風で天候に恵まれず、もし噴火警戒レベルが早く引き下げられたとしても晴天の機会は少なく、また来年以降に再訪したいと思っています。

昨年までに訪問したヒマワリや赤ソバの名所については、この「四季の花巡りガイド」の「花の名所ガイド中部」の「ヒマワリの名所リスト」または「赤ソバの名所リスト」から名所を選んで、ヒマワリや赤ソバの品種について詳しくは「花の人気品種の紹介」コーナーから「ヒマワリ」や「赤ソバ」を選んで御覧ください。

また、ヒマワリ・コスモスの写真の撮影テクニックについては「夏・秋に咲く草花の撮り方」を、赤ソバの撮り方については「小さな花の撮り方」を御覧ください。

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